創業、明治35年
この地で築窯して100余年
変わらない思いと情熱、これからの100年に・・・
この地で築窯して100余年
変わらない思いと情熱、これからの100年に・・・
国定公園耶馬溪の入り口、菊池寛著「恩讐の彼方に」で舞台となった青の洞門のすぐ傍で、波佐見の陶工・初代左楽が築窯して、100年となりました。大分県では、小鹿田に次いで古い窯元です。民芸陶器として、自然を師とし、生活に身近で使いよく、幸せを感じられる「やきもの」を作っていきたいと、願っています。
初代 左楽
長崎県波佐見焼の陶工であった。耶馬溪の景観に心を打たれ、築窯した。表千家の茶人で、北部九州を主に、茶道を広めた。茶道具に多くの名品を残す。
二代目 青山
紐作りの技法を得意とする。現在の手ひねり商品は、青山が工夫してあみだした。
大物の仏像や、置物に名品を残す。
三代目 弘
二代目の急死で、独学で技術を習得する。俳句をたしなみ、花を育てるのが好きで、やきものに野の花の絵付けをはじめました。
四代目 功
昭和31年生まれ。大分県立中津南高校卒業。日本大学理工学部土木工学科卒業。
愛知県窯業職業訓練校終了後、京都在住の日展作家、寺池静人先生に師事する。昭和59年、帰省し、父に学びながら現在に至る。