武蔵屋総本店

武蔵屋総本店は大正十三年に九州・中津で創業した和菓子店です。
中津は山国川の清流が周防灘に注ぐ河口にあり、遠浅な浜辺がつづく闇無浜(くらなしはま)は、古くから「風光の美は、三保・高砂の松原にも譲らず」と云われ、万葉集の歌にも詠まれた名勝地でもありました。
初代店主・一木武十郎は、中津にふさわしい銘果を作ろうと度々この浜を訪れ、あるとき、浜で採れる蛤と、海岸を優雅に飛ぶ千鳥の群をヒントに「蛤志る古」を考案します。熱湯を注げば即座に風味豊かな「おしるこ」が出来あがり、中から紅白の千鳥が可憐に浮かびあがります。以来、八十余年、こだわりぬいて作りあげた自家製の最中種と乾燥餡を守り、独自の技術と良質の原料にて一貫生産しています。
初代の菓子作りに対する情熱を代々継承していきたいと、味と質を大切に、あえて手間暇かけた菓子作りを続けています。地域の皆さまに愛される店作りを目ざしております。


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蛤志るこ

¥1,555(税込)
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壱萬圓札最中

¥910(税込)
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豊の味鼓

¥955(税込)