-なかつ6次産業推進協議会長からのご挨拶-
中津市の山間部においては、急速に過疎高齢化が進み農林業の担い手は不足しており、地域産業は衰退しつつあります。このため、地域が育んできた伝統的な祭事や食文化をはじめ、地域文化の継承ができずに“ふるさと”そのものの存続が危ぶまれています。
このような状況の中、農地、林地の保全対策も含め、地域産業の振興を図ることで、地域を活性化していくことが求められています。
幸い、本市は、福岡県との県境をなす修験者の山として名高い英彦山を源に周防灘に注ぐ山国川が縦貫しており、山、川、里、海のすべての産物に恵まれています。また、地域の殆どが耶馬日田英彦山国定公園に指定され、山国川の本流・支流沿いに数多くの風光明媚な景観を有しています。
市では、地域間、組織間、産業間、そして世代を超えた総合的な連携の下で、これらの地域資源を核にした、ふるさとの再発見による文化の継承と、新しいものづくりを進め、それらを調和させることにより、中津の言葉で語りかける中津のブランド商品を創り出し、販売することで、力強い地域づくりをめざし、ふるさとを再生していくこととしています。
この施策を推進する母体として、平成23年11月に、市内の産業関連団体と行政機関が一体となった「なかつ6次産業創生推進協議会」を発足しました。
この「なかつ燦燦市場」でご紹介させていただく商品を媒体にして、お客様との交流を深めさせていただき、純朴で温かい人々の優しさと、自然に恵まれた“ふるさと中津”を理解していただきたいと思います。
なかつ6次産業創生推進協議会
会長 徳永 昌豊
なかつ6次産業創生推進協議会事務局
〒871-8501 大分県中津市豊田町14番地3 (中津市役所 商業・ブランド推進課)
TEL:0979-62-9044 FAX:0979-24-4020